こんにちは。少しずつ疲れが抜けてきた“お疲れ母”です。
遅咲きの梅の香りに癒されながら、受験中の鎖国を解き、久しぶりにママ友とお茶へ。
なんと幸せな時間でしょう。
その帰り道、公園で出会った息子たち受験仲間。7人のうち第一志望にご縁があったのは1人(志望を下げたわが子を入れて2人?)。第二志望が2人、第三志望が2人、そして一人は高校受験に切り替える選択をしました。
塾の広告で見るキラキラの合格実績と、目の前の現実との間には、やはり少し距離があるようです。
子ども同士のネットワークから聞こえてくる“内情”に、思わず社会の教科書の一節が頭をよぎりました。どうか未来の受験生たちが、数字を丸呑みせず、その奥行きまで想像できますように。
さて。第一志望に届かなかったママたちとのおしゃべり会も開催。
「もっと力を抜いてよかったかも」
「秋以降は本当にしんどかった」
「総額が怖くて計算できない…」
笑いながらも、山のような本音があふれます。わが家も毎晩の親子バトルを思い出し、ちょっぴり懺悔。
それでも不思議なことに、
「受験しなければよかった」という声は一つもありませんでした。
代わりに出てきたのは、
「次があるなら、もっとうまくやれる」
という前向きな反省。息子にも聞いてみました。
「やらなきゃよかった、とは思わない。どうせ一度は受験するなら中学受験。もししてなかったら、この3年ゲームと動画ばっかりやったと思う」 まさかの理由に苦笑しつつ、確かに副産物ではありました。
一方で、 「本当は趣味を極めたくて始めたのに、我慢ばかりだったのは嫌だった。理想は、好きなことを続けながら志望校に入れる受験」 と、なんとも正直な総括も。
笑ってしまうけれど、子どもらしい本音です。
進学先の校長先生から届いた、思いやりあふれるお手紙と一冊の本。それを眺めながら思いました。中学受験は、合否以上に
「この先、どんなふうに子どもを育てていきたいか」
を親子で考える時間だったのかもしれない、と。問題集をたくさん課す学校もあれば、宿題のない学校もある。公立という道もある。迷い、悩み、選び取った先にある“ご縁”。
<まとめ>
中学受験は、結果だけを見れば喜びも悔しさもあります。でもその過程で、
親も子も本気で向き合い、考え、ぶつかり合い、そして少しだけ成長しました。
キラキラの実績の裏にも、それぞれの物語があります。どうかこれから挑むご家庭が、
数字ではなく「わが家にとっての納得解」を探せますように。
受験はゴールではなく、これからの子育てのスタート地点。
そう思える春を、静かに迎えています。
★執筆者プロフィール
大阪府在住の、小学6年生の男の子を持つ母親。自身もパートで多忙な日々を送る中、わが子の中学受験に奮闘する、自称「お疲れ気味な中受沼の住人」。