ちょっぴりしくじっちゃった!?先輩ママの受験アドバ イスVol.25「子育て卒業、出来るかな?」 アナログママ総集編

こんにちは!アナログママです。

中学受験を経験した2人の子どもも、いよいよ今年は就活の時期を迎えます。

「就職するまでが子育て」と決めていた私にとって、そのゴールがついに見えてきました。振り返れば、中学受験だけでなく、高校のクラス選択や大学選びなど、その時々でたくさんの決断をしてきました。

「もっと早くこの情報を知っていたら…」と思うことも多く、後悔は尽きません。

年々受験は複雑化し、“情報戦”とも言われます。知っているかどうかで大きな差が生まれ、進路や人生にも影響を与える——まさに、そう実感する日々でした。

先日、ママ友を通じて、小学5年生のお子さんを持つお母さんから相談を受けました。
「自由な校風の娘の卒業高校から早慶に進学するには、どんな道があるのか?」と。

そこで、指定校推薦の枠や実績、実際に早慶に進学した方の評定や勉強方法、さらに部活動や生徒会活動の影響などについて調べ、お伝えしました。とても喜んでいただき、私自身も「もっと早くこうした情報を収集していたらよかったな…」と改めて感じました。

でも、もう後戻りはできません。
そして迎えるのは——就活です(笑)。

中学受験の頃は、少しでも高い偏差値を…と一喜一憂していました。でも今は、偏差値なんてどうでもいい。むしろ、これから始まる就職、結婚、そして人生こそが本番! と強く思います。

思い返せば、中学受験の頃の子どもたちは本当に可愛かったなぁ。親に言われたことを素直に聞いたり、時には親子ゲンカをしたり。あの頃が懐かしくてたまりません。

そして、親ができることの一つは「情報を集めること」。
子どもが頑張るのはもちろんですが、親もサポートできる部分はしっかりとサポートする。それだけで、子どもの未来の選択肢が広がることもあります。

第一志望でなくても、ご縁のある学校に進み、その場所でのびのびと学び、挑戦し続ける——それが大切なのだと思います。

そして気づいたのは、子育ては「親が育てるもの」というよりも、子どもが出会った恩師や周囲の方々に育ててもらうことのほうが大きい、ということです。親が教えられることなんて、実はほんのわずかだったのかもしれません。

そして我が家の教育費問題。
サラリーマン世帯だったのに、気づけば教育費をドーン!と投資。
まるで湯水のごとく流れていった我が家の資産……老後はどうする、私たち⁉(笑)

さて、私が手掛けている 「受験スケジュール帳」 も、受験生の保護者の皆さまに支えられ、おかげさまで10年目を迎えます。
2026年度版は8月または9月に発売予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね。

そして——なんと今回で、このコラムも最終回となりました。
2年の間、拙い文章ではございましたが、お読みいただき本当にありがとうございました。

これからも 「受験しくじりママ代表」 として、皆さんを応援しています!

著者紹介
村上みゆきさん
村上みゆき

アナログママ代表 村上 みゆき。受験スケジュール帳の考案者。長野県出身。福岡在住。1971年生まれ。パイロットを目指す大学3年生の長男と外国語学部で学ぶ大学1年生の長女の母親。

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