息子の新5年生の授業がスタートして2週間が経ちました。スタート前は、通常授業のコマ数が増える上に特訓講座も追加になるから、さぞかし宿題が回らないことだろう……。
そう覚悟していたのに、なんと意外と回っています! しかも、そんなに大変そうでもない様子。最初だから宿題が少なめなのかもあるのかもしれませんが、確実に量は増えているのに、息子が粛々と宿題をこなしていける理由を考えた時に思いついたのが、今日のお題「勉強したらご褒美をあげるってイケないこと?」です。
ご褒美がないと勉強しない子になる?
皆さんは、育児書や教育雑誌の専門家インタビューなどで、「“勉強したらご褒美をあげる”を繰り返すと、ご褒美がないと勉強しない子になります!」と書かれているのを見たことはありませんでしょうか? 結構良く目にする文言だと思うのですが、私はそれを見るとめっちゃドキッとします。だって、我が家、ご褒美三昧なんですもの~~!
ご褒美三昧になってきっかけは、今からさかのぼること5年、娘の通塾に伴う息子のドリル学習のスタートにあります。
ずぼらで早期教育にもあまり熱心では無かった私は、娘に学校の宿題以外の特別な勉強をさせていませんでした。結果、娘は家庭での学習習慣がまったくないままに通塾をスタート。
結局、娘が計算ドリルをきちんと毎朝できるようになったのは、小6になってから。しかし、計算ドリルをきちんとこなせるようになるに連れて、娘の成績は上がっていきました。
この経験を通して、家庭での学習習慣を身につけることの大事さを痛感した私は、当時、幼稚園児だった息子に毎日ドリルをやってもらうことにしました。しかし、幼稚園児にいきなりドリルを渡して、「さぁ、やれ」と言ってもなかなか難しかった(汗)。
たまたま始めに買ったパズル系ドリルが息子のお気に召したため、スタート当初こそスムーズに進んだものの、進めて行く内に難易度が上がってくるとやりたがらなくなるように。今から考えれば、そこでそのドリルはお休みして簡単なドリルを用意すれば良かったのですが、
ご褒美大作戦に悔い無し!
息子は大のYouTube好き。それまでも好きなタイミングでYouTubeを見てはいたのですが、目が悪くなるという理由で1日の視聴時間は30分までに制限されていました。しかし、今回のご褒美大作戦の発動で、通常の30分に加え、ドリルをやると30分、合計1時間見られるように。
そのエサは抜群の効果を発揮し、息子は文句を言いつつも、YouTube目当てに着実にドリルをこなして行ってくれました。そして、その日々を繰り返す内に、毎日ドリルをするのが息子にとって当たり前になっていきました。
昨年息子の通塾がスタートした時に、
今の息子にとって勉強とYouTubeは2つで1つのよう。文句も言わず、毎朝、ササッと毎日のドリル(算数2冊・国語・理科の計4冊)を終わらせて、YouTubeを見てから登校します(ギリギリまで寝て、YouTubeだけ見て登校したいと、最近では前日の夜に毎日のドリルを終わらせるようになりました)。
以上のような息子の通塾ライフのスムーズさから、今日のお題「勉強したらご褒美をあげるってイケないこと?」を考えてみると、我が家では今の所、「勉強したらご褒美をあげるはアリ」という結論に達しています。
もちろん、「勉強自体がめっちゃ好き!勉強そのものがご褒美!」のような知的好奇心旺盛な子どもになるよう力を注ぐのが一番だということは分かっています。でも、ずぼらな私には土台無理! ご褒美大作戦の結果として、家庭学習が息子の生活の一部になっただけで良し!
まあ、小6になった時は、また違う視点が出て来るかと思いますので、再度ご褒美大作戦についてご報告させていただくことがあるかも? ちなみに6年になっても、勉強をやった分だけYouTubeもゲームOKでいく予定です(予定は未定)。