【連載|人を数学する】第2回 マルサスの人口モデル 微分方程式入門

Pythonプログラミング

上のグラフを描き出したPythonのプログラムが次です。

10行目 dNdt = k*N
の部分が、マルサス・モデル dN/dt=kN (kは比例定数) …①
を表しています。

そして、13行目と14行目のたった2行でこの微分方程式を解いています。
プログラム・コードは全体として長く見えますが、その多くはグラフを体裁を整えて描くためのものです。本質的にこの2行だけPythonは微分方程式を解いています。

数学の教科書で微分方程式の基本をマスターするには数年を要します。高校3年生の微分積分の教科書と大学1・2年生の微分積分の教科書が必要です。ところがPythonがあればそれよりも圧倒的に短期間で、それも小学生でさえ微分方程式を解く様子に触れることができます。

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