とうとう小6、受験生本番の年…しかも、もう夏目前です💦 それなのに、うちの息子は、未だに自分から宿題をやろうとしません!(息子の塾は、未提出でも未完成でもスルーです)
といいますか、そもそも「お母さーん、何すればいい?」というレベルで、母を疲れさせます。 …もしこんな話を聞いたら、普通に「お金と時間がもったいないから、高校受験に変えたら?」って言いたくなりますよね、、、 連休中、あまりに宿題をやろうとしない態度(2時間で算数2問とか。もちろん、灘の過去問とかじゃないですよ)に、とうとう私も大爆発し、「宿題やらないなら、塾、もう辞めてもらいます!」と言い放つに至りました。
「小6でこの状態の子を、残り8か月強で仕上げるのは、もう無理だ(息子が奇跡的な成長を遂げるか、あるいは親が相当な時間・お金・胆力をかけて現状を変えない限りは)」と、やっと身にしみてわかったのです。 謝って泣きじゃくる息子の横で、淡々と塾に電話をかけて退塾手続きの確認をします(締め日を過ぎたばかりだったので、退会依頼まではせず。あと一ヶ月、通塾しつつ作戦を練れるとわかって、ホッ)。
息子は母の本気度を知り、顔面蒼白→「いや、僕、勉強頑張るから!明日の〇✕模試も頑張るから!!」と、手あたり次第に問題を解き始めます。
※翌日は、他塾で模試+志望校別コースの体験授業の予定で、これは参加して良しとしました。
私も真剣にこの先のことを考えよう、、と、勉強部屋を出て、リビングの棚整理を始めます。 はぁ~。プリント整理に宿題チェック。お弁当作って塾送迎。その合間に、家族の夕飯&息子の軽食準備しつつ、返却されるテストに怒らない心の準備と、明日提出の宿題を確認・・・小6に進級したら、母のお疲れ度も進級しました。でも、これからが本番なんですよね? 塾を辞めさせたい理由の一つには、私の「こんな生活から逃げたい!」キモチがあるのは間違いないです。
改めて考えた、今の息子に合う学びの場とは?
でも、息子のゆるゆる性格を考えれば、私立中のほうが合うのは事実。少なくとも中学だけでも私立に入れてもらって、様々な刺激を受けてもらいたい! 塾なし受験を視野に入れ、改めて志望校を練り直してみようか・・・ 片付けで手を動かすうちにクールダウンができたのか、「そういえば、中高一貫ではなく、外部高校受験を推し進める私立中もあったな」と思い出し、塾なし中受→高校受験で再トライ作戦がひらめきます。ごそごそと探すと、学校説明会の資料たちを発掘!そうそう、息子が好きな自然体験イベントも多く、やりたい部活動も活発で、熱意のある先生方が多い学校でした。
何より、今の息子の成績でも、合格をいただけそう(このまま落ちずにいるのが大変なのですが!)。 また、別の学校の資料も目に留まります。クラブ見学の風景が印象に残って捨てずにいた資料には、「うちの学校には、第一志望が残念な結果で、自信をなくした子たちも多いです。でも、横で見てあげて、待ってさえあげれば、伸びる子たちなんです」と、科学部で実験ミスをした生徒に敢えて声がけしない先生の言葉に感動した私の手書きメモが…我ながら、息子のために必死に学校をさがしていた日々が思い出されます。
いや、今も、お疲れモードながら頑張っているつもりです。でも、頑張る方向が息子の笑顔ではなく、いかに今日の宿題を終わらせるか、いかに週末のテストであと1問正答させるか。そこが目的になっているような。。うーん、いつの間にか、母、暴走してた? さらに、さらに。入塾当初の資料も出てきてパラパラめくってみると、、、忘れていた衝撃のセリフに再会! ぜひ共有させてください。
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「お母様方、ぜひとも覚えておいていただきたい大事なことがございます。勉強の神様に愛されている30人に一人ぐらいの神童は別として…
「小学生、特に男子の大半は、命がけで勉強から逃げる生き物である」
と、強く、強く、ご記憶ください」 嗚呼!!忘れてました、このセリフ!入塾後も、繰り返し言われていたのに。 当時(小3)は、「先生、そんな大袈裟~!いくらなんでもうちの子、そこまでじゃないわ~」と、高をくくっていましたが・・・はい。本当にその通りでした。
深夜に寝室を抜け出して、納戸で朝まで隠れてゲーム三昧の小4。授業終了時刻を嘘ついて、友達の家の車庫に隠れて仲間でマンガに読み耽っていた小5…等々。「本当にその通りになるから、真剣に話を聞いておけ!」と、あの頃の自分に言いに行きたい。ああ、あの時、ちゃんと聞いておけば!!私って、なんて甘かった! 冷静に考えてみれば、うちの子の「宿題やらない癖」は、何も塾だけの話じゃなかったことにも気づきます(え、やっと!?って、言わないでくださいね涙)。
サッカーチーム時代も、テニスやピアノの時も、嫌がって練習をしませんでしたし、私も面倒になって、やらせることを諦めてしまいましたし。うーん。これまで、「単調な努力を継続させられなかった私の挫折」が、「現在の息子が宿題をやらない姿」につながっています、よね? ということは…私自身がアプローチの仕方や環境を変えない限り、また挫折の歴史更新してしまう!?いやいや、さすがにそれだけは、本気で避けねばなりません。今度は、私が顔面蒼白となり、母の本気スイッチ、とうとう作動!したのでした(今までやる気いっぱいのつもりでしたが、間違った道を疾走していたようです)。
これぞ奇跡!?天からのアドバイス君臨
でも、何からどう変えたらいいものやら・・・。答えが見つからぬまま、翌日、いつも以上にお疲れな身体を引きずり、「他塾の模試+体験授業」に行った先でのことです。なんという偶然か、わが家と同じ境遇のお母さんに遭遇、貴重な体験をうかがうことができたのです!
三度目の中受、しかも上のご兄弟はわが家と同じ塾・・・というスーパー先輩との出会い、まさに僥倖。 そして、結局、スーパー先輩のお話に背中を押してもらう形で、現在、個別塾に通っています(通っていた大手塾は、完全には辞めずに受講数を減らした形で継続)。 次回は、「息子も母(のお財布)もドキドキの個別塾デビュー」のお話を聞いてください! ではでは、お疲れが出やすい梅雨の季節に入りますが、がんばってまいりましょう。
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